EBLM委員会議事要旨(2010.09.11)

日時:2010年9月11日(土) 08:00〜09:00 場所:京王プラザホテル 本館47階「あさひ」 出席:石田・市原・稲田・片岡・佐藤・西堀・三宅・山西・吉野    村上(担当理事) 議事 ○報告事項 (1)市原委員長より、2010年2月21日に虎の門病院で開かれたデータ解析研究 会および2010年度第1回EBLM委員会の報告があった。 (2)市原委員長より、明日のEBLMセミナーの準備状況について報告があった。 ○協議事項 (1)アジア地域基準範囲設定国際プロジェクトのデータベースのWeb利用シ ステムの構築 ・本プロジェクトは、国際的にはIFCCの該当委員会、我が国においてはEBLM委 員会の事業と位置づける ・採血条件、データ処理手順、トレーサビリティ等を完全に制御しユニバーサ ルに使えるデータを収集している ・将来的には欧米地域も巻き込むことを目指している ・Web利用システムはオンデマンドで項目間の関係を解析できる機能を目玉と している ・実作業は市原委員長の所属教室で担当する (2)EBLM委員会監修の著作物出版の企画 ・委員会活動のマイルストーンとするだけではなく、出版ルートに乗せ書店で 販売することを優先する ・ターゲットは医学研究者におき、内容は臨床研究に役立つ統計上のノウハウ に重点をおく ・基準範囲・基準値、方法間比較、分散分析法、検査の有用性評価法、多変量 要因分析法(Cox回帰を除く)を中心にとりあげ、基礎統計(有意差検定 等)、因子分析や精度管理は省く ・片岡委員と佐藤委員に構成を立案して頂き、それをもとに出版社を探す (3)来年度総会の企画 ・教育セミナーは継続を前提に、今年度の反応を見て内容を議論する ・今年度却下されたワークショップを改めて企画し予め総会長に説明しておく ・稲田委員と山西委員にワークショップの企画を立案して頂く ・検査統計のピットフォール、データ解析に関するホットな話題、アジア地域 基準範囲設定国際プロジェクトのデータ解析で得られる新知見などを候補テー マとする (4)メンバーの変更 ・松尾収二委員が多忙を理由に今年度の委員就任を辞退された (5)次回委員会 ・できれば年内または年始、次年度学会の計画、出版計画についてさらに討議 するために委員会を開催する方向で検討する                                  以上